浜松西高校サッカー部・松山監督&守屋キャプテンインタビュー

2018.12.03 written by SPLYZA Inc.

ノーベル賞受賞者などを輩出している静岡県西部にある県立の進学校、浜松西高校。そのサッカー部を率いる松山監督と、チームをまとめる守屋CP(キャプテン)にお話を伺いました。

※こちらのインタビューは2018年8月7日(火)に行われました。


ーまずは、SPLYZATeamsをどのように運用いただいてるのか教えていただけますでしょうか?

松山監督:生徒だけで運用しています。タグはほとんど資料のベーシックを使用しています。字幕や書き込みの機能は使ってないですね。自分たちの試合に対して生徒たちがタグ付けし、試合を振り返る使い方をしています。

守屋CP:日曜日の試合をその日の内にアップロードし、月曜日にかけてタグ付け作業をしています。1人2分を担当して、作業時間はそれぞれ5分くらいです。出場しているかどうかに限らず、一年生から三年生のみんなで分担して作業を行なっています。

ー生徒だけで運用できているのですね。SPLYZATeamsを導入したメリットなど感じていれば教えてください。

松山監督:生徒同士の意思疎通が取れるようになったと思います。お互いの認識のズレが少なくなったような。SPLYZATeamsを使ってタグを付けていくことが、試合の振り返りになり、映像を見ながらコミュニケーションをとっていく過程で、認識が擦り合わせられ、意思疎通が取れるようになっていったと思います。

ーなるほど。映像を見てコミュニケーションをとる機会が増えたのは良いですね。

守屋CP:そうですね。今までも映像を見るようにはしていましたが、見る生徒は限られていました。分担してタグ付け作業をすることで、今まで映像を見ていなかった生徒も見るようになりました。また、タグが付いていることで、得点や失点の映像をすぐに見ることができるので、そういったシーンを振り返る機会が増えました。おかげで、練習メニューを考えやすくなりましたね。

ー練習メニューは生徒が考えているのですか?

守屋CP:はい。試合の振り返りから、改善すべき点を見つけて練習メニューを考えるようにしています。練習メニューの立て方、改善の仕方については松山監督から意見をもらっています。

松山監督:チームでは各学年で1冊、練習日誌を書いてもらっています。練習を通じて改善するプロセスを身につけて欲しいので。サッカーに限らず、クラス、勉強のことなど、日常生活の改善にも役立つ指導ができるよう心がけています。

ー素晴らしいですね。かなり生徒の自主性を重んじながら指導されている印象です。ここまでご利用いただいた中で、SPLYZATeamsはどういったチームにフィットするとお考えでしょうか?

松山監督:使い方にもよりますが、生徒たちが自分たちで考えるチームには合っていると思います。映像を振り返り、生徒たち自身で考えることで、将来社会に出た時に必要となる力を養えるのではないでしょうか。

ーありがとうございます。スポーツは自分たちで問題解決できる様な能力を養えるという点で、スポーツの教育的価値の向上につながればと思っています。最後に、ご要望などあれば教えてください。

松山監督:要望ではないですが、書き込み機能をもっと使いこなしたいですね。映像に対してフィードバックする時に使ってみたいです。

ーそうですか。使い方は難しくないので、是非試していただければと思います。本日は貴重なお時間いただきありがとうございました。

松山監督:ありがとうございました。

守屋CP:ありがとうございました。