Honda FC 川口GKコーチ&本田U-18コーチインタビュー

2019.01.16 written by SPLYZA Inc.

昨シーズンは25勝4分1敗という圧倒的な成績でJFLとしては史上初となる3連覇を達成したHonda FC。これまでJFLを8度制覇した「Jの門番」ことHonda FCのコーチ陣のお二方に強さの秘密を伺ってきました。
※こちらのインタビューは2018年12月25日(火)に行われました。


ーもう丸2年ほど弊社プロダクトを使用されていると思いますが、普段はどのようにSPLYZA Teamsを活用されていますか?

川口GKコーチ:
以前は映像を完全にアナログで編集して、DVDに焼いたりしていましたが、SPLYZA Teamsはタグ付けでの映像の頭出しが簡単に行えますし、すぐに動画が共有できるのは大きいです。チーム内でもコーチングスタッフや選手も全員がアプリを閲覧できるよう登録しています。遠征先ではスマホやタブレットでも確認できますし、ゴールノートとの連携も便利ですね。

ー実際にどのようなスケジュールで試合映像にタグ付けするなどして準備されるのでしょうか。

川口GKコーチ:
トップチームでは主にスカウティングにSPLYZA Teamsを活用していて、木曜日までに次節の対戦相手の直近3試合の映像へのタグ付けや編集を行います。その映像を使って監督やコーチ同士で選手にどう落とし込むかを話し合って、選手には最低限必要な情報だけを渡すようにしています。そして週末の試合にのぞむといった流れになっています。

ーやはり選手に伝える情報が多いと、試合中に選手がピッチ上で混乱してしまうこともあるのでしょうか。

川口GKコーチ:
もちろん具体的に戦術的なものをはめ込むこともありますが、そのようなケースは今の所あまり多くはありません。あくまで選手個人がピッチ上の状況を把握して、主体性を持って相手の変化に対応できるような準備を整えることが我々の役割であると認識しています。なので、選手に対してはビデオミーティングでのアプローチというよりは、トレーニングの中で落とし込むことがほとんどですね。



ー現在はHonda FCユースでもSPLYZA Teamsをお使いいただいておりますが、トップチームとの使い方の違いはありますか?

本田U-18コーチ:
現在ユースでは主に自チームのパフォーマンス分析に使用しています。自分達で撮影したユースの試合をアップして基本的には私の方で映像の編集をします。使い方としては練習前に選手とのビデオミーティングで使用する感じですね。また選手全員が集まれる時間も限られていますので、選手個人のスマホでいつでも確認できるのはかなり有難いです。選手へのアドバイスなども、書き込み機能を活用することでやりとりが短縮できてフィードバックのスピードアップができています。

あとはトップチームと同じアカウント使用しているので、ユースの選手がトップの選手のプレーをSPLYZA Teamsを通して確認できるのは非常に大きいですね。

川口GKコーチ:
クローズドの動画共有アプリケーションでもあるので、Honda FCの名勝負アーカイブスのような使い方もしています。過去の天皇杯の激闘をチームのアカウントにアップして、ユースの選手が見たり、トップチームの選手が見てモチベーションアップにつなげたりもしています。

ーSPLYZA Teamsの機能をフル活用して頂いており嬉しい限りです。弊社としても地元浜松の伝統あるクラブであるHonda FCさんを引き続きバックアップさせていただければと思っております。本日はお時間いただきありがとうございました。

川口GKコーチ&本田コーチ:
ありがとうございました。