ERUTLUC(エルトラック)・鈴木良和代表インタビュー

2019.02.01 written by SPLYZA Inc.

バスケットボール指導に関わるサービスを提供しているERUTLUC(エルトラック)。2004年に開始したバスケットボールの家庭教師は、現在コーチ70名以上、会員数1300名以上と絶賛規模拡大中。そんな企業の代表であり、ジュニアバスケットボールチームCPM(Club Peace of Mind)の監督でもある鈴木良和さんに指導のことや映像活用についてお話を伺いました。


ー本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、鈴木さんが指導をする時に心がけていることなどあれば聞かせていただけますでしょうか。

鈴木代表:自分の課題は自分で見つけて改善できるようになるような指導ですかね。「なりうる最高の自分を目指そう」というのがテーマとしてあり、中学生であれば卒業してすぐ、高校1年生の段階で、2年生、3年生を相手にして試合の出番が勝ち取れるような選手になろうと言っています。ただ普通だと、1年生は2、3年生と比べて監督に見てもらえるチャンスは少ないので、「どうやったら上手くなれるか?」「どうすれば試合に出してもらえるか?」などを自分で考えて、改善する必要があります。私が監督を務めるCPMでは、そういったことが主体的にできる選手が育つような指導を心がけています。また、映像による振り返りはそういう部分を養うのにかなり役立つと考えているので、SPLYZATeamsは活用できると思ってますね。



ー鈴木さんの指導方針とSPLYZATeamsはバッチリ合ってると思います。映像分析を通じて、自分で問題を解決できる能力が養われればと考えています。

鈴木代表:そうですね。実はCPMの練習の最初30分は自己課題解決タイムなんです。それぞれが自分で考えて練習する時間にしています。その時に、自分の映像をチェックなどしておくと、より練習の質は高くなると思ってます。

あと映像に関してですが、部活の現場でもっと活用した方が良いと思います。学校によっては先生がほとんど練習に参加できなくて、練習メニューだけ渡して、生徒たちは考えずにそのメニューをこなすような状況もあるみたいです。それなら、生徒が自分達で映像を見て、それを分析して、課題を見つけて、その課題を解決できるような練習を選手が考える、とした方が教育的なんじゃないかと。忙しい部活の現場で、映像は教育に役立つのではないかな?と思ってます。



ー確かにそうですね。そういう現場でも映像は役立つと思っています。CPMでは、映像とSPLYZATeamsをどんな形で利用していただいてますか?

鈴木代表:U15、U14の練習の中の、試合映像をSPLYZATeamsで共有、分析しています。選手を2つのグループに分けて、週によって分析担当グループを変え、誰がシュートを打ったか、誰がターンオーバーしたか、などのタグを時間ごとに分担して付けています。SPLYZATeams内にタグの付いた映像が蓄積されていくので、あとで選手がシュートシーンなどを自分で振り返るのに利用できますし、私が練習を見に行けない時はSPLYZATeamsを見て、字幕や図描画などを使って選手にフィードバックするような使い方をしています。

ー具体的にはどういったスケジュールでしょうか?

鈴木代表:
毎週水曜日が練習なので、木曜日には映像がアップロードされます。その映像を次回の水曜日までに各自宿題として家でやってきてもらう。というようなスケジュールです。みんなで集まってやった方がコミュニケーションもとれて良いかな?とも思いますが、今は各自家でやるといった状況ですね。



ーなるほど。SPLYZATeamsを導入した効果など感じていれば聞かせてください。

鈴木代表:
先ほども触れましたが、CPMでは自分自身で課題を見つけて、解決する能力を養うのを重視していますので、SPLYZATeamsを使った映像分析は、非常に役立ってます。映像で自分自身のプレーを振り返ることで、自分の課題を考えるきっかけになり、解決する能力を養うのに効果を感じています。

ーありがとうございます。最後に要望などあれば教えてください。

鈴木代表:
そうですね。まだまだ使いこなせていないというのがありますので、今の機能を活用できるようになりたいと思っています。


▼株式会社ERUTLUC
http://erutluc.basketballtutor.com/