九州共立大学ラグビーフットボール部・松本監督&堀田ヘッドコーチインタビュー
2019.03.26 written by SPLYZA Inc.
九州学生リーグ1部に所属する、九州共立大学ラグビーフットボール部。昨年はリーグ戦を全勝で終えるなどの活躍を見せ、今年は九州一への期待が高まっています。そのチームを率いる松本監督と堀田ヘッドコーチに、現在の映像活用についてお話を伺いました。
ー本日はよろしくお願いいたします。昨年からSPLYZA Teamsを利用していただいてますが、振り返ってみていかがですか?
松本監督:
今まではYoutubeにあげたり、LINEで共有したりと工夫はしていたんですが、SPLYZA Teamsを使うようになってからは、全員が試合の映像を見る機会が増えたんじゃないかなと感じています。
ー普段タグ付けはどなたが行なっていたのでしょうか?
堀田HC:
基本的には選手がやっています。試合が終わって我々が映像をアップロードして、選手がタグを付けて振り返ってもらうという感じでやっていました。
ー現在のタグの種類やタグ付けルールは学生が考えたものですか?
堀田HC:
僕のアドバイスもあるんですが、基本的には学生主体で考えています。何度か話しをしながら、少しずつ改良しています。最初はもう滅茶苦茶でした(笑)。1つのシーンにタグが付き過ぎて内容がわからなかったり。ただルールがまとまり出してからは、凄くスムーズになっていきました。
ーなるほど。やりながら整理されていったのは素晴らしいですね。普段はどんなスケジュールで利用されているのでしょうか?
堀田HC:
日曜日の試合が終わってすぐにアップロードして、その日のうちにタグ付けして家に帰る。というのを目標にやっています。試合に出場した選手が自分のプレーにタグ付けして帰りましょう。という感じですね。
ーそのスピード感でできたら、フィードバックはかなり速くなりますね。九州共立大学さんには、昨年に5月から導入いただきましたが、導入前後でチームに起きた変化などはありましたか?
松本監督:
ミーティングの際に話がかなり伝わりやすくなりました。意思疎通がハッキリできるようになったというか。ただ、その機会をキチッとするためには統一したものが必要であるということを身をもって感じたので、タグのルールを統一して、こちら(監督およびコーチ)の考えと、学生の考えのズレが無いようにするのが大切なんだと実感しました。
ー今後はどのようにアプリを駆使して行こうとお考えですか?
堀田HC:
今年からは分析チームを作って、個人プレー以外のところを分析チームがタグ付けをするという新しい取り組みを考えています。今までは試合に出たメンバーが個人プレーにタグを付けるっていうのをやっていたんですが、チームプレーのタグを作って付けていくというのと、集計を使ってベストタックラー等を出していこうかな、とは考えています。
ー分析チームは何名くらいでお考えですか?
堀田HC:
カテゴリーとの兼ね合いもありますが、各学年で5人ずつ、合計20人前後でやっていければ良いなと思っています。
ー今後が楽しみですね。改めて、このアプリを導入して良かったところを教えてください。
堀田HC:
やはり全員で映像を共有できるところですかね。タグを付けておけばいつの映像なのかすぐに見つけることができますし、全員にそのタグが表示されて、そのシーンに簡単に飛べるっというのは画期的ですし、使い勝手が良いです。
ーご活用いただけているようで嬉しいです。最後に、九州共立大学ラグビーフットボールクラブの今年の目標を伺わせてください。
松本監督:
目標は九州チャンピオンです。あとは全国大会に出場して、全国ベスト8。そこまでは何としかして行きたいと思っています。