湘南工科大学附属高校サッカー部・選手インタビュー
2022.02.14 written by SPLYZA Inc.
ー今日はインタビューのお時間いただきありがとうございます。それではまず、学年とお名前、ポジションをお願いします。
松森さん:
3年の松森堅誠です。フォワードです。
3年の松森堅誠です。フォワードです。
小湊さん:
3年の小湊隆太郎です。サイドバックです。
3年の小湊隆太郎です。サイドバックです。
伊藤さん:
2年の伊藤大輔です。左サイドバックです。
2年の伊藤大輔です。左サイドバックです。
三浦さん:
2年の三浦翔遼人です。センターバックです。
2年の三浦翔遼人です。センターバックです。
ー最初に皆さんの目標や大切にしていることを教えていただけますか?
小湊さん:
チームとしては神奈川県制覇して全国出場することです。個人としては大学サッカーに進むので、そこで輝けるようにやっていきたいです。大切にしていることは仲間とのコミュニケーションです。
チームとしては神奈川県制覇して全国出場することです。個人としては大学サッカーに進むので、そこで輝けるようにやっていきたいです。大切にしていることは仲間とのコミュニケーションです。
ー仲間とのコミュニケーションを大切にしているということで、意識していることはありますか。
小湊さん:
試合中に思ったことは近くのポジションの選手と話したり、ハーフタイムで積極的に話したりしています。
試合中に思ったことは近くのポジションの選手と話したり、ハーフタイムで積極的に話したりしています。
ーピッチの中でのコミュニケーションということでしたが、ピッチ外でもとるのですか。
小湊さん:
試合中はコーチングしたり意思疎通したりがありますが、普段のオフザピッチの方が長いです。どうでもいい話をしたりしてコミュニケーションをとりやすい雰囲気づくりをしています。
試合中はコーチングしたり意思疎通したりがありますが、普段のオフザピッチの方が長いです。どうでもいい話をしたりしてコミュニケーションをとりやすい雰囲気づくりをしています。
伊藤さん:
僕は、個人としては次のステップにいいかたちで入れるように足りないところ、他人に勝てるところを磨いていきたいです。意識していることは、何で他人と差がつけられるのかを考えながらプレイしています。
僕は、個人としては次のステップにいいかたちで入れるように足りないところ、他人に勝てるところを磨いていきたいです。意識していることは、何で他人と差がつけられるのかを考えながらプレイしています。
ーどういうところで他人と差をつけたいのですか。
伊藤さん:
ボールを受けて味方をうまく使ってゴールに関わることです。相手によってパスをするのかドリブルするのか。自分とのパワーバランスをみて考えています。
ボールを受けて味方をうまく使ってゴールに関わることです。相手によってパスをするのかドリブルするのか。自分とのパワーバランスをみて考えています。
三浦さん:
僕は、これから大学に行ってプロになるのが目標です。大切にしていることはセンターバックなので、一番の自分の武器であるヘディング、対人能力です。あとはチームを鼓舞する声を大事にしています。
僕は、これから大学に行ってプロになるのが目標です。大切にしていることはセンターバックなので、一番の自分の武器であるヘディング、対人能力です。あとはチームを鼓舞する声を大事にしています。
ー監督からヘディングで勝つ以外にも、それを繋げろという指示はありますか。
三浦さん:
フリーがいたら、そこは「味方を呼んで落とす」ということをやっています。
フリーがいたら、そこは「味方を呼んで落とす」ということをやっています。
ーヘディングで勝つために、なにを意識して普段やっていますか。
三浦さん:
身長が174cmであまり高くないので競り合いのタイミングを見極めるのと、あとはジャンプ力は割とあるほうだと思っているので、それを活かせるように意識しています。
身長が174cmであまり高くないので競り合いのタイミングを見極めるのと、あとはジャンプ力は割とあるほうだと思っているので、それを活かせるように意識しています。
ーキャプテンの松森さんは何か具体的な目標はありますか?
松森さん:
自分の目標は小さい頃から夢だった世界で活躍する選手になることです。それをブレずにやっています。大学に行ってサッカーをやってもそこはブレずにやっていきたいです。大切にしていることは、ピッチ内外でもしっかりとコミュニケーションを取ったりプレイをすることです。高校3年間を後悔したくないので。
自分の目標は小さい頃から夢だった世界で活躍する選手になることです。それをブレずにやっています。大学に行ってサッカーをやってもそこはブレずにやっていきたいです。大切にしていることは、ピッチ内外でもしっかりとコミュニケーションを取ったりプレイをすることです。高校3年間を後悔したくないので。
ー「後悔したくない」は重要なキーワードですね。
松森さん:
はい。個人的には夏のインターハイで「あと1勝すれば全国」というところで負けてしまったことは今でも悔やんでいます。他にも、「もっと自分達がこうできたら」ということがたくさんありました。大学ではそういうことをなくしていけるように頑張りたいです。
はい。個人的には夏のインターハイで「あと1勝すれば全国」というところで負けてしまったことは今でも悔やんでいます。他にも、「もっと自分達がこうできたら」ということがたくさんありました。大学ではそういうことをなくしていけるように頑張りたいです。
ーでは次に、それぞれのサッカー部での役割について教えてください。
小湊さん:
僕は盛り上げ係をやっています。試合中、試合前に声を出してチームを盛り上げることと、スピードを活かした守備が役割です。チームの雰囲気を良くするように頑張っています。
僕は盛り上げ係をやっています。試合中、試合前に声を出してチームを盛り上げることと、スピードを活かした守備が役割です。チームの雰囲気を良くするように頑張っています。
伊藤さん:
副キャプテンとしてキャプテンのサポートをしています。キャプテン(松森さん)が練習にいないとき、ケガをしてしまったとき、自分がチームのことをよく見て引っ張っていけるようにすることを心がけています。
副キャプテンとしてキャプテンのサポートをしています。キャプテン(松森さん)が練習にいないとき、ケガをしてしまったとき、自分がチームのことをよく見て引っ張っていけるようにすることを心がけています。
ーサポートというところで、ここは積極的にやろうと意識していることありますか。
伊藤さん:
キャプテンはFWで、点を決めることに意識していたので、自分は守備のところや、チームが試合中に落ち着いていないときに声をかけたりしました。
キャプテンはFWで、点を決めることに意識していたので、自分は守備のところや、チームが試合中に落ち着いていないときに声をかけたりしました。
三浦さん:
僕はディフェンスリーダーをやっています。前線がキャプテン、伊藤くんもサイドバックなので、うしろからまとめる人がいませんでした。センターバックが後ろからまとめないといけないので、誰よりも声を出して意識してやっていました。
僕はディフェンスリーダーをやっています。前線がキャプテン、伊藤くんもサイドバックなので、うしろからまとめる人がいませんでした。センターバックが後ろからまとめないといけないので、誰よりも声を出して意識してやっていました。
ーディフェンスリーダーでも、自分でプレイしながら客観的にも見ていかないといけないですよね。
三浦さん:
シーズンの最初は、それが出来なかったです。最後になるにつれて意識していたのが徐々にできていったのを感じました。
シーズンの最初は、それが出来なかったです。最後になるにつれて意識していたのが徐々にできていったのを感じました。
ーできるかなと感じたきっかけはありますか。
三浦さん:
ひとつきっかけだなと思ったのが、練習試合でずっと声を出し続けて、相手のフォーメーションとかみ合わせて、ピッタリ修正できてハマって点が取れたときにこうやるのだと感じました。
ひとつきっかけだなと思ったのが、練習試合でずっと声を出し続けて、相手のフォーメーションとかみ合わせて、ピッタリ修正できてハマって点が取れたときにこうやるのだと感じました。
ー松森さんのチーム内における「キャプテンとしての役割」はどういったものでしょうか。
松森さん:
自分はキャプテンとしてピッチ外でまとめるというよりは、プレイで貢献してチームを引っ張っていくタイプでした。今年は大変な時期でしたが、そういうこともあって、負けてしまった試合もあったので、もったいないと思っています。そういった経験を大学で還元していきたいし、こういう経験をしてよかったと思います。
もともとは中盤だったのですが、今年はFWになって、自分の役割として点を決める、アシストをするという、結果に直接繋がるような仕事をするようになったので、しっかりと結果を残してチームのサポートができたかなと思っています。
自分はキャプテンとしてピッチ外でまとめるというよりは、プレイで貢献してチームを引っ張っていくタイプでした。今年は大変な時期でしたが、そういうこともあって、負けてしまった試合もあったので、もったいないと思っています。そういった経験を大学で還元していきたいし、こういう経験をしてよかったと思います。
もともとは中盤だったのですが、今年はFWになって、自分の役割として点を決める、アシストをするという、結果に直接繋がるような仕事をするようになったので、しっかりと結果を残してチームのサポートができたかなと思っています。
ー207名のメンバーをまとめるのはすごく大変だと思います。何もわからない一年生が入ってきて、自分達のやりたいことを落とし込むのに苦労すると思いますがどうやっていましたか?
松森さん:
基本はそれぞれのチームコーチが統一意識としてAチームのサッカーをどのチームでもできるように頑張ってくださいます。Aチームの練習を見ているときに、後輩たちにこういうサッカーをしている!と見せられるように、練習から意識はしていました。大会でいい結果を出して後輩たちに憧れてもらえる先輩になれるように頑張っていました。
基本はそれぞれのチームコーチが統一意識としてAチームのサッカーをどのチームでもできるように頑張ってくださいます。Aチームの練習を見ているときに、後輩たちにこういうサッカーをしている!と見せられるように、練習から意識はしていました。大会でいい結果を出して後輩たちに憧れてもらえる先輩になれるように頑張っていました。
ー素晴らしいですね、松森さんの跡を継ぐ、来年のキャプテンの三浦さんにメッセージを。
松森さん:
自分達は全国に行けなくて、来年ならいけると思っているので、しっかりと自分達のサッカーを貫き通して勝ってほしいと思います。
自分達は全国に行けなくて、来年ならいけると思っているので、しっかりと自分達のサッカーを貫き通して勝ってほしいと思います。
三浦さん:
はい!頑張ります!
はい!頑張ります!
ーここからは映像の活用について聞いていきたいと思います。SPLYZA Teamsを使う前から映像を見る文化はありましたか?
松森さん:
一応ありました。ビデオをiPadでとって、学校のグーグルクラスルームに送られてきて、見ていました。でも使いにくかったです。
一応ありました。ビデオをiPadでとって、学校のグーグルクラスルームに送られてきて、見ていました。でも使いにくかったです。
ー使いにくかった、というのは具体的にどのようなところですか。
松森さん:
巻き戻したりするのに時間を使ってしまうところが特に不便でした。失点シーンはどうしても修正しなくてはいけないところです。得点シーンは、自分達のアイデアがありますが、失点は相手があってのものなので、そこは分析しなくてはいけません。ですが、そのシーンを探すことや、見返すのに巻き戻したり早送りしたり、時間がかかりました。
巻き戻したりするのに時間を使ってしまうところが特に不便でした。失点シーンはどうしても修正しなくてはいけないところです。得点シーンは、自分達のアイデアがありますが、失点は相手があってのものなので、そこは分析しなくてはいけません。ですが、そのシーンを探すことや、見返すのに巻き戻したり早送りしたり、時間がかかりました。
ーSPLYZA Teamsを使ってみていかがでしたか。
伊藤さん:
共有しやすくなりました。特に得点シーンとか。タグ付けできて、ゴールシーンや失点シーンなどを分析できるようになって、ミーティングで使うようにしました。
共有しやすくなりました。特に得点シーンとか。タグ付けできて、ゴールシーンや失点シーンなどを分析できるようになって、ミーティングで使うようにしました。
松森さん:
クラスルームを使っているときもミーティングを少しはやっていましたが、SPLYZA Teamsを使って全員の意思統一というか、共通言語ができたことが良かったと思っています。
クラスルームを使っているときもミーティングを少しはやっていましたが、SPLYZA Teamsを使って全員の意思統一というか、共通言語ができたことが良かったと思っています。
三浦さん:
ミーティングの前にタグ付けをして、ミーティング、ミーティングの内容をもとに再度タグ付けをやっていて、最低3回は映像を見られます。自分の悪いところがよりわかりやすくなったと思います。
ミーティングの前にタグ付けをして、ミーティング、ミーティングの内容をもとに再度タグ付けをやっていて、最低3回は映像を見られます。自分の悪いところがよりわかりやすくなったと思います。
ーみんなでSPLYZA Teamsを見る機会はありますか。
松森さん:
3年生になって、監督からも「選手同士で対話をするほうが良いのではないか」とアドバイスを頂いて、コーチなしで自分達で話す機会が増えました。それもSPLYZA Teamsがあったからできたことでよかったなと思っています。
3年生になって、監督からも「選手同士で対話をするほうが良いのではないか」とアドバイスを頂いて、コーチなしで自分達で話す機会が増えました。それもSPLYZA Teamsがあったからできたことでよかったなと思っています。
ーAチームから1年生チームまで複数カテゴリありますが、自分達以外の映像をみたりしますか。
伊藤さん:
時々見ます。学校で他のカテゴリの友達が僕のシュートシーンを見て「シュート凄い」とか言ってくれたり、逆に「俺のシュートシーン見ておいて」と言われます。
時々見ます。学校で他のカテゴリの友達が僕のシュートシーンを見て「シュート凄い」とか言ってくれたり、逆に「俺のシュートシーン見ておいて」と言われます。
ー大きな大会期間中のSPLYZA Teamsの使い方はありますか。
松森さん:
基本はリーグ戦のときと変わらないですが、特に短期決戦の大会の際などはセットプレイで負けてしまうことが多かったので、そのシーンだけは重点的に見るようにしていました。
基本はリーグ戦のときと変わらないですが、特に短期決戦の大会の際などはセットプレイで負けてしまうことが多かったので、そのシーンだけは重点的に見るようにしていました。
ー練習では使いますか。
松森さん:
基本、火曜にフィジカルをやって、水曜の練習の前に視聴覚室で大きいスクリーンで見て、1週間を「こういうかたちで入ろう」と確認したりと、練習前の意思統一ということで見ています。部内に主務がいるので、主務がタグ付けの割り振りなどをメインで担当していました。
基本、火曜にフィジカルをやって、水曜の練習の前に視聴覚室で大きいスクリーンで見て、1週間を「こういうかたちで入ろう」と確認したりと、練習前の意思統一ということで見ています。部内に主務がいるので、主務がタグ付けの割り振りなどをメインで担当していました。
ー部員数が多くて良かったなと感じることはありますか。
松森さん:
試合にでていない選手が多くなるので、周りの意見ももっと聞きたかったなと思います。自分達はやっていて、外から見ているひとが負けた試合は特にこうしたほうがよかったとかが絶対にあったと思うので、そういうことははっきり言って欲しかったです。
試合にでていない選手が多くなるので、周りの意見ももっと聞きたかったなと思います。自分達はやっていて、外から見ているひとが負けた試合は特にこうしたほうがよかったとかが絶対にあったと思うので、そういうことははっきり言って欲しかったです。
ー改善してほしいところを指摘されたほうがいいのか、このプレイ良かったというところを褒めてもらう、どちらがいいですか。
三浦さん:
外で見ていて、ベンチで、やっていて、それぞれ感じることは違うと思います。そこは見ていて思ったことは正直に言ってほしいです。
外で見ていて、ベンチで、やっていて、それぞれ感じることは違うと思います。そこは見ていて思ったことは正直に言ってほしいです。
伊藤さん:
自分は褒められたいです。
自分は褒められたいです。
松森さん:
僕も正直に言ってほしいです。
僕も正直に言ってほしいです。
小湊さん:
褒められたいです。
褒められたいです。
ーその部分は今後SPLYZA Teamsの新しい活用方法にもつながりそうですね。そのほかにSPLYZA Teamsを使ってみて変化はありましたか?
伊藤さん:
自分はサッカーを見るようになりました。サッカーに興味を持つようになりました。中学校のときはJリーグや海外のサッカーはあまり見なかったですが、自分のプレイを見てタグ付けとかで振り返りもするようになってから、プロの試合中のプレイを見る機会も増えました。
自分はサッカーを見るようになりました。サッカーに興味を持つようになりました。中学校のときはJリーグや海外のサッカーはあまり見なかったですが、自分のプレイを見てタグ付けとかで振り返りもするようになってから、プロの試合中のプレイを見る機会も増えました。
ー実際に見るようになってどう感じ方が変わりましたか?
伊藤さん:
プロはこうしているんだ、こういうところが見えているんだ…と、試合中の判断や動きの参考にしています。
プロはこうしているんだ、こういうところが見えているんだ…と、試合中の判断や動きの参考にしています。