【祝・夏の高校全国総体 女子サッカー初出場!】豊川高校女子サッカー部・牛田監督インタビュー

2021.07.15 written by SPLYZA Inc.

創部6年目。初めて掴んだ夏の全国総体の切符。女子サッカー部を創部から創り上げてきた牛田監督に映像の活用方法だけでなく、指導する上で心掛けていること、新型コロナでの自粛期間中の取り組みなど、色々とお話を伺ってきました。



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ー総体初出場おめでとうございます。創部6年目にして初出場ですね。この予選を振り返って如何だったでしょうか?

牛田監督
これは大変お恥ずかしい話なんですけど、愛知県予選前にチームは混乱期で「今の君たちでは勝てない」と檄を飛ばしたことがあったんです。でも、私自身、そんな言葉を投げかける中で「どうしたら勝てるか」という事に固執していたんだなって気づいたんです。県内の強豪・ライバルにたちにどうやったら勝てる?と問い続けてきた6年間でした。

ですが、その厳しい言葉をかけた後で「どうしたら負けないように闘える?」と選手に投げかけていた自分がいました。この言葉を選手たちが様々な角度から考えてくれて、結果的にがこの初出場に繋がったと思っています。







ーコロナの影響で活動自粛などあったと思いますが、どのように乗り越えられましたか?

牛田監督
部として活動できない期間は試行錯誤の連続でした。振り返ってみて、重要だったと感じたのは『一人一人の努力を見える化して共有すること』だったと思います。選手たちの多くが寮生ですが、自宅から通学する選手もいます。寮生は個人トレーニングも現場で共有できたりするのですが、通学の選手たちはできない。この理由で寮生と通学生の間で、モチベーションの差や不信感みたいなことが生まれないように様々な工夫をしました。

選手の持ち回りで自分たちのブログを書いてもらって、日々どんなメニューを実施したのかを共有したり、自宅のトレーニングをLINEグループで共有しあったりしました。ただ、実施するだけでは面白みが無いので「タクトレ賞」という賞を決めて、毎週工夫して頑張った選手をみんなの投票で決めて表彰したりしました。このおかげで、多くの選手がモチベーションを落とさず一致団結して乗り越えて来れたと思っています。また、練習が上手くできない期間だからこそ、SPLYZA Teamsを利用して過去の試合を振り返っている選手もいました。







ー豊川高校サッカー部において、SPLYZA Teamsはどのように活用されているのでしょうか?

牛田監督
私たち豊川高校女子サッカー部には、会社でいうところの「部署」のような役割があります。その中で分析部署の生徒たちが中心に活用していますね。大会では相手のスカウティングで利用することが多いです。今回の東海予選でも活用しました。

あとは、基本的には監督である私から「どう使え」みたいなことは言わないんですよ。選手たちには、映像での振り返りの重要性は伝えているんですが、どう使うかは自分たち次第だとも伝えています。また、選手たちはほとんど毎日寮生と通学の選手とLINE電話で繋いで簡単なMTGをしているんです。その時に、SPLYZA Teamsを活かしていますね。

あと、今年で利用し始めて4年目になるんですが、4年前の動画もずっと残っているので新しく入ってくる1年生に卒業した選手で上手だった選手のプレーを見ておくようにと伝えることはありますね。私からSPLYZA Teamsを使えよ〜って言うのはその時くらいですね。基本的に選手たちが自主的に利用しています。







ー選手が自主的に使っているのはすごいですね。牛田先生はどんな指導を大事にされているんですか?

牛田監督
私は何をするのもまずは「掃除と挨拶」から始めるんです。練習前だけではなくて、試合会場について集合する前のたった数分でも周りにあるゴミを拾う。誰かと会ったら挨拶をする。これは絶対に変えていない豊川高校女子サッカー部のルーティーンですね。私が豊川高校の教員ではなくて、外部コーチなんです。だからといってサッカーだけを指導するっていうのは間違っていると思いますし、サッカーのプレーや戦術理解の前に1人の人間として大切なことを指導していきたい。そんな想いで初めてもう6年になりますね。




ー最後に、インターハイに向けて意気込みをお願いします。

牛田監督
今回が初めての全国大会出場が決まって少し不思議な気持ちです。今までは、東海大会止まり。この先のステージに行けたらどんな想いになるんだろって思ったんですけど、正直「怖い」「不安」といった感情も込み上げてきました。この気持ちは選手とも共有しましたね。選手たちももちろん初めてのことなので、同じような気持ちの選手もいました。やはりそこで改めて目標を立てて乗り越えて行こうという話もしました。

まずは初戦突破です。初戦は帝京長岡。日本一を狙っているチームだと思います。そのチームとどうやって闘うのか、SPLYZA Teamsを使って分析もしながら、初めての挑戦を心の底から、チーム全員で楽しみたいと思います。